釜山国体連覇に向け合同稽古…在日本大韓剣道会
昨年初優勝…2連覇めざし
在日本大韓剣道会(金文達会長)では、釜山市で10月17日に開幕する第106回全国体育大会にむけた合同稽古会を9月21日、東京都内の剣道場で開催した。国体に出場する在日同胞剣道チームの6選手が参加した。昨年、悲願の初優勝を果たした在日同胞剣道チームは2連覇をめざし、本番向けた調整を行った。
韓国国体・在外同胞競技の剣道5人団体戦は、5人の選手が先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の順で対戦する形式の試合で、先に3人が勝利する、または相手より多くの試合で一本を取れば勝利となる。
この日の稽古会には在日同胞代表選手、東京、愛知、大阪から6人がかけつけたほか、都内の剣士と示範ら合わせて約20人が参加し、ランダムに編成したチーム戦模擬試合や乱取り稽古などで汗を流した。
在日本大韓剣道会の金文達会長は「チーム全員が集中力を高めて連覇をめざしたい」と意気込みを見せた。
合同稽古に臨む在日同胞剣道チーム
韓国国体2連覇に向けて模擬試合などで気合いを入れる在日同胞剣道チームの選手たち