2029年国体で忠清南道と大韓体育会が業務契約

 大韓体育会(柳承敏会長)は9月11日、忠清南道、忠清南道体育会、忠清南道洪城郡と全国総合体育大会(全国体育大会、全国少年体育大会、全国生活体育大祝典)開催の共同協力に関する業務協約を交わした。

 この日、忠南道庁で行われた業務協約式には柳承敏大韓体育会長、金泰欽忠清南道知事、金ヨンボム忠清南道体育会長らが参席した。

 今回の業務協約では忠清南道が2029年の第110回全国体育大会を皮切りに、2030年の第59回全国少年体育大会、2031年全国生活体育大祝典を開催することになり、メイン開催地を洪城郡に選定した。

 忠清南道での全国体育大会開催は第41回(1960年)、第60回(1979年)、第82回(2001年)、第97回(2016年)に続き、5回目となる。

 誘致は今年2月27日に申請書受付がスタートし、7月11日に第1次全国総合体育大会委員会議決および予備審査を経て8月11日の理事会で決定された。

 忠清南道は開・閉会式が繰り広げられる洪州総合競技場をメインに50競技の競技場を確保し、約1455カ所の宿泊業者と連携した円滑な宿泊運営と環境にやさしいシャトルバス運行など準備を進めていく。

 韓国国体は今年の第106回は釜山広域市、2026年の第107回は済州特別自治道、2027年の第108回は京畿道華城市での開催が確定しており、2028年の第109回は光州広域市が誘致に積極的な姿勢を見せている。
 

第110回全国体育大会をはじめとする成功開催に向け大韓体育会と忠清南道が業務協約

業務協約書にサインする柳承敏大韓体育会会長(左)と金泰欽忠清南道知事(中央)、キム・ヨンボム忠清南道体育会