未来の国体代表めざせ!…オリニボウリング教室

韓国国体代表選手らがコーチ

 在日本大韓ボウリング協会(韓新悟会長)は今年も民団東京荒川支部(張英敏支団長)とスクラムを組んで、オリニたちを集めてボウリング教室と交流会を兼ねた「2025在日同胞オリニスポーツフェスティバル」を7月13日に開催した。約30人の同胞小・中学生が参加した。

 東京江戸川区の「新小岩サニーボウル」で行われたボウリング教室ではオリニたちは、韓国国体経験者など10人の在日ボウラーコーチからボールの持ち方からアプローチ、投球までの手ほどきを受け、楽しそうに投げる様子が見られた。

 練習中、ガターを連発したオリニも、コーチのアドバイスを受けると、めきめきと上達。この後の2ゲームではピンが倒れるごとに、跳び上がって喜ぶ姿が見られた。

 ボウリングを終えた後、民団荒川支部会館に会場を移してオリニ交流会。準備されたピザやおにぎりセット、菓子類を食べた後、民団が主催しているオリニジャンボリーの映像視聴やビンゴゲームなどを楽しんだ。

 同協会では2013年に次世代スポーツ育成事業として初開催。コロナ禍の3年間は中止を余儀なくされていたが、今年で10回目を数える。

 過去参加者の中には「もっと上手になりたい」とマイボールを購入し、本格的にボウリングに熱中したオリニもいる。
 
 韓会長は「ピンを倒し喜ぶオリニたちの笑顔に私たちもパワーをもらえる。マイボウラーも登場するなど、将来、このオリニたちが韓国国体選手に育ってくれればうれしい」と目を細めた。

韓国国体選手らがボールの持ち方からアプローチ、投球までを手ほどき

太極旗を手に記念撮影するオリニとコーチたち

ボウリング教室の後、民団荒川支部会館で行われたオリニ交流会