選手村水泳センターリニューアル…国際基準に対応
12-59-44.jpg)
大韓体育会は6月9日午前、リニューアルした鎮川国家代表選手村(ナショナルトレーニングセンタ)の水泳センターの開館式を開催した。
大韓体育会の柳承敏会長をはじめ、大韓水泳連盟や大韓トライアスロン協会、大韓近代5種連盟の役員と競泳の韓国代表選手および指導者ら約60人が参加した。
リニューアルされたプールでは競泳韓国代表選手が自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライなどの「試泳」ぎを披露した。
総工費は55億ウォンを投入し2024年9月に着工し今年4月25日に竣工した。
今回の工事を通じて国際大会の基準に合わせて競泳プールの水深を2mから3mに変更し、環境にやさしい乾式工法を使用したマルタプールを導入した。
マルタプールは30年以上、オリンピックと世界水泳選手権大会で使われた水槽で、イタリアの資材を使った環境にやさしい乾式水槽だ。
これを通じて韓国代表選手が国際大会と似た環境で訓練できるようになり、世界舞台への適応力向上が期待される。
また、追加で構築された冷却システムは既存の地下配管を通じて供給される上水道の低い温度を活用し、別途の冷却装置がなくても夏季の水温を安定的に維持できるように設計した。
これによって、夏場でも一定のプール水温供給を可能にし、韓国代表選手のトレーニング効率を高めると同時に、省エネやCO2排出量の削減など環境へのやさしさを考慮している。
今後、水泳センターでは水泳、トライアスロン、近代5種など多様な種目の韓国代表選手たちが訓練する予定だ。
大韓体育会の柳承敏会長は「今後も韓国スポーツの発展と選手と指導者へのサポートに最善を尽くす」とし、「ここで新たな栄光の記録が繰り広げられることを願う」と期待を込めた。
12-55-59.jpg)
あいさつを述べる大韓体育会の柳承敏会長
12-55-59.jpg)
代表選手らによる「試泳」