在日3世の小川裕暉が銅メダル…柔道韓国代表選抜戦
忠清南道・保寧市で3月11日に開催された柔道の2025年第2次韓国代表選抜戦で在日同胞3世の小川裕暉選手(25・小川警備)が男子-90㎏級で銅メダルを獲得した。
同級2位のウォン・ジョンフン選手が選手村入りを辞退したため繰り上がりで韓国代表入りした。小川裕暉選手は来週から国家代表選手村に入村する予定だ。
1回戦はキム・ドンファ(韓国体育大学)に合わせ技で一本勝ちすると、2回戦は李ホンギュ(KORAIL)に延長で技ありで勝利。3回戦ではカン・ミンジェ(光州市体育会)に抑え込みで一本勝ちし準々決勝に進んだ。
ハン・ギョンジン(楊平郡庁)との準々決勝も延長までもつれ込んだが、延長1分16秒に押さえ込んで勝利した。
準決勝の相手は韓国代表でもあるキム・セホンだったが、試合開始から45秒過ぎに腰技で一本負けした。
この日、弟の小川晟矢選手(24)も-90㎏級に出場したが、ベスト8にとどまった。
一方、女子の部では在日3世の梁智瑛選手(-70kg級・江原道東海市庁)が銅メダルを獲得した。
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銅メダルを獲得した小川裕暉選手(白色)

銅メダルを獲得した小川裕暉選手(左)と梁選手選手

小川兄弟をはさんで監督の文吉洋・在日本大韓柔道会専務理事(右)とコーチの李泰範・在日本大韓柔道会理事(左)