韓日交流のストライク続出…定員超え85人で大盛況
在日本大韓ボウリング協会(KBCJ=韓新悟会長)は9月6日、韓日国交正常化60周年記念事業として、ボウリングを通じて韓日親善を図る「2025韓日スポーツ交流・ボウリング大会」を東京都葛飾区の「新小岩サニーボウル」で開催した。
同協会が難易度の高い、いわゆる「スポーツレーン」である韓国国体のレーンコンディションを日本のボウラーたちにも経験してもらおうと提案し、同ボウリング場の協力を経て実現した。
この日は同会に所属する東京、大阪、福岡の同胞ボウラーをはじめ、同ボウリング場の会員ら合わせて約85人が参加し、4ゲーム合計得点を競った。キャンセル待ちが出るほど、定員をオーバーする人気ぶりだった。ボウリング愛好家としても知られるタレントのブラザー・コーンさんも特別参加した。
難易度の高いレーンコンディションながらも、参加したボウラーたちは徐々にアジャスト(対応)し、ストライクを続出する凄腕プレイヤーが目立った。
韓会長は「スポーツレーンと言われる公式大会のレーンコンディションに多くの愛好家がチャレンジしてもらえてうれしい。今後もボウリングを通じた韓日交流イベントなど拡大していき、在日同胞ボウラーの発掘につなげていきたい」と話していた。
また、同大会後、今年の国体レーンコンディションに合わせて翌日までの2日間、今年の韓国国体に出場する在日同胞代表選手の強化練習を行った。
今年のボウリングチームの監督を務める鄭良洙氏は「種目が多いボウリングだが、なによりもチームワークが大切。選手それぞれが互いをカバーし合う雰囲気作りを図っていきたい」と国体への意気込みを見せた。
85人のボウラーが参加した韓日スポーツ交流ボウリング大会(2025.9.6、新小岩サニーボウル)
主催代表のあいさつを述べる韓新悟・在日本大韓ボウリング協会会長
ボウリング愛好家のブラザー・コーンさんも参加し「ボウリングを通じて日韓の交流を深めよう」とあいさつ