優秀選手発掘へ尽力誓う…体育会が新年交流会
在日本大韓体育会(宋栄奉会長)の「2025在日同胞体育人新年交流会」は10日、東京都内で開催した。中央本部と各地方本部の役員をはじめ、民団中央の金利中団長ら来賓と合わせて40人が参加した。
宋会長は「昨年のパリ五輪で、わが体育会から輩出した女子柔道の許海実選手が銀メダルを獲得した。在日女子アスリートとして初の五輪メダリストになり、在日同胞社会に歓喜と勇気を与えてくれた。今後も優秀な次世代アスリート発掘と育成へ力を注いでいこう」と呼びかけた。
民団中央本部の金団長は「パリ五輪での在日3世女子柔道、甲子園で京都国際高校の優勝など、昨年は在日同胞スポーツ人活躍の一年だった。スポーツを通じた次世代の育成は民団にも大きな活力を与える。今後も多くのアスリートが育ってほしい」と期待を寄せた。
昨年の慶尚南道国体で在日同胞選手団長を務めた、呉公太常任顧問の音頭で乾杯後、昨年のパリ五輪女子柔道のハイライトシーンや体育会70年の歴史を紹介した映像が上映された。
懇親タイムでは今年の第106回釜山国体への優秀選手発掘など、各地方本部会長の意気込みなどが疲労された。

新年交流会には中央と各地方本部をはじめ民団中央本部と東京本部など40人が参加した

あいさつを述べる宋栄奉会長