釜山国体代表選手選抜へ…在日ボウリング協会

  在日本大韓ボウリング協会(韓新悟会長)は4月5、6の両日、茨城県坂東市内のボウリング場で、今年10月17日から開幕する第106回韓国国体釜山大会に派遣する在日同胞代表選手選抜大会を開催した。東京、長野、大阪、福岡などから国体経験選手ら31人の男女ボウラーが出場した。

 海外17カ国の同胞で競い合う韓国国体「海外同胞の部」は個人戦、2人組、3人組、団体戦、マスターズと男女合わせて10個の金メダルを競う最もメダルが多い競技だ。ボウリングでの金メダル数が「海外同胞の部」の総合成績に大きく影響する。

 今年は4月に東日本、6月に関西の2次にわたって選抜戦を行う。

 韓国国体でのハードスケジュールを想定し、2日間で14ゲーム、第2次まで合わせると30ゲームの平均点で選考する。レーンコンディション(レーンに塗られているオイルの状態)も難易度の高い、韓国国体仕様からランダムに選択した。

 国体代表選手数は男女それぞれ6人。今年は選抜の条件だった基準点を設けず、全24ゲームの総合成績上位4人が当確。残り2人は協会役員会で選考する。

 第2次選抜大会は6月28、29の両日、大阪で開催する。

 なお、初日の試合後、同協会の総会が行われ、10回目となるオリニボウリング教室開催などの新年度計画を決めた。
 

選抜大会試合を前に気合いを入れる在日ボウラーたち