在日の許兄弟が大活躍…日本冬季国体スピードスケート
1月29日までの4日間、群馬県伊香保リンクで開催された、第79回国民スポーツ大会冬季大会スケート競技会(スピード)で兵庫県代表として出場した在日同胞の許佑赫、峻瑗兄弟が大活躍を見せた。
大会最終日(29日)に行われた少年男子1000メートル決勝で弟の許峻瑗(18・コーネル大学)が1分12秒13の記録で優勝した。この種目、昨年に続く連覇だ。
許峻瑗は初日(26日)の少年男子500メートルでも38秒18の記録で準優勝していた。弟の踏ん張りに兄の許佑赫(22・大阪大学)が刺激を受け、大会3日目(28日)に行われた、成年男子1500メートルで準優勝した。優勝をめざした29日の1000メートル決勝では優勝こそ逃したが、4位入賞した。
兄の許佑赫は日本での国体を前に、ソウルの泰陵で開催された第106回韓国冬季国体でも銅メダルを獲得していた。

兄弟そろって大活躍を見せた許佑赫選手(右)と許峻瑗(左)

1500メートルで優勝した許峻瑗選手(赤の帽子)の滑走