国際舞台で羽ばたく選手輩出へ…宋栄奉会長新年辞

 昨年夏、京都国際高校が甲子園で初優勝を遂げたのに続き、パリ五輪では在日3世の許海実選手と金知秀選手がメダルを獲得するなど、在日アスリートが大活躍しました。

 本会は在日同胞アスリートを全面的にサポートするとともに、韓国国体への出場をきっかけに韓国代表となり、各種国際大会やパリ五輪に出場した柔道の許海実、金知秀選手の応援に力を注ぎました。

 とくに銀メダルを獲得した許海実選手は在日同胞女子アスリートとして初の五輪メダリストとなる快挙を成し遂げ、新たな歴史の1ページを刻みました。彼女たちの活躍は在日同胞に大きな歓びと勇気を与え、多くの在日同胞アスリートが、韓国代表をめざす機運が高まっています。

 スポーツは人々に夢と希望を与え、活気をもたらしてくれます。

 70年の歴史を持つ本会は、2026年の愛知・名古屋アジア大会、2028年のロス五輪に向け、太極旗を胸につけ、世界の舞台で羽ばたく在日選手を一人でも多く輩出できるよう全力で取り組みます。

 本年も皆さまのご支援ご声援を宜しくお願い申し上げます。