体育会関東が東京韓学にサッカーユニホーム贈呈

 在日本大韓体育会関東本部(文京一会長)では東京韓国学校初等部のサッカーチームを支援しようと、9月13日、ユニホームを贈呈した。

 同校初等部には700人以上の児童が通うが、サッカーを楽しむ子が多い。ただ、ここ3年、コロナ禍の影響でチームとしての活動が停止し、その間、所持していた児童たちが卒業したままとなり、ユニホームが事実上なくなってしまった。

 同校サッカーチームは毎年、名取市サッカー協会と民団宮城本部が共催している、日韓友好サッカー交流会IN名取に出場している。

 昨年はユニホームがそろわず、やむなく学校体操服で出場した。

 同校卒業生でもある文京一会長がこの状況を知り、ユニホームをプレゼントすることを5月の体育会関東本部の定期総会で決めていた。

 この日、体育会では関東本部の文会長と鄭昇栄同専務理事、中央本部の鄭眞一専務理事が同校校長室を訪れ、文会長から韓相美校長にゴールキーパー2着を含めた20着を伝達した。

 韓校長は「きっと、子どもたちが大喜びするはず。元気にボールを追いかける姿が楽しみ」と笑顔を見せた。

 同校初等部サッカーチームは贈呈されたユニホームで9月28日、名取市で開催される「第6回日韓友好サッカー交流会IN名取」に臨む。